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地域ビジネス

【50代起業のリアル】競合だと思って会ったら、まさかの中学柔道部の先輩だった話

こんにちは、CloudLab代表の岩森です。

50代で起業し、京都・亀岡を拠点に地域ビジネスを展開する中で、日々様々な経験をしています。今回は、そんな中で先日私が体験した、ある「出会い」についてお話ししたいと思います。正直なところ、最初は少し戸惑いと緊張があったのですが、結果的には地域で事業を営む上で非常に大きな気づきを得ることができました。

商工会議所からの紹介、そして戸惑い

CloudLabでは、地元の中小企業様向けにホームページ制作から、AI導入、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援、システムを活用した業務効率化まで、幅広いITサポートを提供しています。先日、商工会議所の経営指導員の方と、私の事業についてお話しする機会がありました。

その中で、私がホームページ制作も手掛けていることを伝えると、指導員さんから「地元にもホームページを扱っている会社さんがありますよ」と、ある社長さんを紹介されました。その会社はホームページ制作専門というよりは、IT機器なども扱う地元の商社のような会社で、そのサービスの一つとしてホームページ制作も請け負っているとのことでした。

正直、この話を聞いた時、少し戸惑いました。というのも、私の事業もホームページ制作を扱っているため、紹介された会社はある意味「競合」にあたるからです。ただ、地元のホームページ制作の相場感や費用感を知りたいという気持ちもあったので、差し支えない範囲で色々とお話を伺いました。

指導員さんからは、その社長さんが「かなりズバズバ言うタイプだから、メンタル面の覚悟はしておいた方がいい」とも言われ、私はさらに緊張しました。競合他社の社長に、おいそれと手の内を見せてくれるだろうか、会っても大丈夫だろうか、と不安が募ったのです。

怖いけど、一歩踏み出す決意

それでも私は、その社長さんにお会いすることをお願いしました。

地元で商売をしていく以上、人とのつながりは避けて通れない、非常に重要なものだと常々感じています。たとえ競合であっても、まずは会ってみることで何か得るものがあるかもしれない。そう思い、少し怖かったですが、一歩踏み出す決意をしました。

事前に社長のお名前でネット検索すると、かなりがっしりとした体格で、いかにも「手強そう」な写真が出てきました。指導員さんの言葉も相まって、私は当日、かなり腹をくくって商工会議所へ向かいました。ノートパソコンをリュックに入れ、いざという時には自分のスキルをアピールできるよう準備も怠りませんでした。

まさかの再会、そして中学時代の記憶

商工会議所のミーティングルームに通され、奥の席に座っておられた社長にご挨拶しようとした、その時です。

社長は私の顔を見るなり、「岩森か!」と一言。そして「お前、亀岡の〇〇中学の柔道部やったやろ?」と続けられました。私は突然の言葉に完全に固まってしまいました。市内に「岩森」という人間は何人かいるので、人違いかと思ったのですが、どうやら私本人を指しているようです。

確かに私はその中学校の柔道部に所属していました。しかし、目の前の社長が誰なのか、過去の記憶を辿っても全く思い出せません。社長は「俺、1個上やぞ」と仰ってくれましたが、それでも思い出せず、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら正直に「申し訳ありません、完全に記憶が飛んでしまっています」と謝罪しました。

そこから、話は一気に中学時代の柔道部の思い出話に花が咲きました。当時の先生の話、名物だった美術の先生の厳しさ、同級生や先輩たちのこと、そして汚かった柔道部の部室の話など……。共通の記憶はあるのに、なぜか社長のことだけが思い出せない。何十年も前のことなので、お互い容貌も変わっているはずですが、フルネームを聞いても思い出せなかったのは私の不徳の致すところです。それでも、本当に懐かしい時間を過ごすことができました。

地域ビジネスで本当に大切なこと

もちろん、仕事の話もさせていただきました。CloudLabが提供するAI導入や業務効率化、そして入り口としてのホームページ制作について、私のスキルや事業への想いを伝えました。社長からも、地元で事業をする上での心構えや、人とのつながりの重要性について、貴重なアドバイスをいただきました。

当初は厳しいことを言われると覚悟していましたが、結果的には「なんとか及第点はいただけたかな」と、今は少し希望的に考えています。すぐに仕事に直結するような虫のいい話ではありませんでしたが、この出会いから得られた気づきは非常に大きいものでした。

改めて痛感したのは、地域で事業を営む上で「人とのつながり」や「信用」が何よりも重要だということです。単に広告を出す、営業メールを送るといった活動ももちろん大切ですが、それ以上に「この人はどんな人なのか」「信用できる人物なのか」「地元でどんな繋がりがあるのか」といった部分が、大きな意味を持つ世界なのだと感じました。

ITやAIといった専門用語をそのまま使うのではなく、目の前の企業様の事業や悩みに合わせて言葉を「翻訳」し、分かりやすく伝えること。そして、難しいことを言わずに、相手に寄り添い、逃げずに付き合っていく姿勢が、信頼を築く第一歩なのだと改めて思いました。

これからのCloudLabと地域への貢献

今回の出会いは、私にとって「怖いから行かない」という選択をしなくて本当に良かったと思える経験でした。競合だからと避けていたら、このような貴重な出会いは決して訪れなかったでしょう。すぐに仕事に繋がるかは未知数ですが、地元で事業をする上での新たな可能性が開けたような感覚があります。

社長からは、地元の経営者同士の集まり「経済同友会」のような場への参加も勧められました。すぐに仕事に繋がらなくても、そうしたつながりが信用に繋がり、地元経営者の考えや悩みを深く知ることで、CloudLabからの提案もより具体的なものになるはずです。サラリーマン時代には意識しなかった、地域に根差した人脈形成の重要性を強く感じています。

CloudLabは、京都・亀岡を拠点に、中小企業のIT活用・AI導入・ホームページ制作を支援しています。今回の経験を糧に、地域のお客様一人ひとりの事業に深く寄り添い、信頼を築きながら、最適なソリューションを提供できるよう努めてまいります。ITやAI導入、ホームページ制作についてお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

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