CloudLab代表の岩森です。
今回は、今まさに私が直面している、かなりリアルな話をお伝えします。人生で初めての「営業電話」、いわゆるテレアポをかけようとして、完全に固まってしまっている状態です。
50代で起業。今、私が直面している「営業電話」の壁
CloudLabを立ち上げ、地域の中小企業や事業者さんのIT活用支援を事業としています。当然、仕事は自分から取りに行かなければ降ってこない、というのは頭では理解しています。
これまでにも、地元でホームページをお持ちでなかったり、Googleマップの情報が古かったり、ネット上の見え方を改善した方が良さそうな事業者さんをリストアップしてきました。しかし、いざ電話をかけようとすると、もう手が止まってしまうのです。
「迷惑がられないだろうか」「受付の方に冷たく対応されたらどうしよう」「『結構です』と冷たく断られたらどうしよう」――そんな不安が頭の中をぐるぐると駆け巡ります。断られてもいいじゃないか、と頭では分かっているのに、何でしょう、この恐怖心のようなものが、私の行動をブロックしている状態です。
結局、あれこれ言い訳を考えているうちに時間だけが過ぎ、1件も電話できないまま今日まで来てしまいました。
営業経験ゼロの内向型エンジニアが感じる「最初の電話」のリアルな恐怖
そんな中で、ふと頭に浮かんだのが、実は私の親戚が経営しているBtoC向けの事業所のことでした。以前からホームページがないこと、Googleマップなどのネット上の情報も改善の余地があることは把握しており、CloudLabとして具体的にお役に立てることは明確です。
親戚だからこそ、他の事業者さんへの営業よりもハードルが低いと思われるかもしれません。私も最初はそう思いました。しかし、20年近くまともに会話をしていない親戚に、いきなり事業所の代表電話へ営業の連絡をするのは、正直、想像以上に怖いのです。
「何を今さら連絡してきて、営業の話なんか…」と思われたらどうしよう。プライベートな連絡先を知らない以上、事業所に電話するしかありません。もし忙しい時にかけてしまったり、冷たくあしらわれたりしたら、と考えると、やはり電話をかけることができません。
関係値がゼロではない分、むしろ余計な感情が入り込んでしまうのではないか、という思いもあります。まるで、今の関係性を壊したくないから告白しない、という男女関係の心理に近いかもしれません。断られた時の精神的なダメージが、全く関係のない相手よりも大きいのではないか、と深読みしてしまうのです。
内向型エンジニアとしての私の葛藤
私はこれまで、エンジニアとしてシステム企画や開発、設計といった分野で仕事をしてきました。仕様を整理したり、コードを書いたり、データを使ったりといったことは、自分の土俵であり、得意な領域です。
しかし、営業電話は全くの初めての経験です。相手の反応が読めない、空気も読めない、断られるかもしれない、しかも声だけでやり取りしなければならない――内向的な人間にとって、これは非常に高い心理的・感情的負荷です。頭の中でトークスクリプトを考えれば考えるほど、ネガティブなシミュレーションばかりが浮かび、アポイントを取るどころか、電話をかけるという前段階で止まってしまっています。
頭では分かっている。それでも怖い「最初の一歩」
起業すると決めた以上、この怖さから逃げ続けるわけにはいきません。頭では、仕事は待っていても降ってこないこと、最初の一歩が何よりも重要であること、そしてこの一歩を超えれば、きっと違う景色が見えるはずだということは理解しています。
例えば、この親戚の事業所で実績を作ることができれば、同じような小規模事業者さん向けの支援事例として、CloudLabのノウハウにもなります。市内や周辺地域には同様の課題を抱える事業者が多く、非常に良い営業先であることは客観的に見ても明らかです。
「怖いまま動くことが大事」と、私自身も別の動画で語ってきました。しかし、それでも「初めてのこと」をする時はやはり怖い。これは、多くの起業家や営業初心者の方が共感してくださるリアルな感情ではないでしょうか。
怖いまま動く。その先に広がる新しい景色を信じて
かっこいい事業計画や大きな夢を語る前に、まずはこの「1件の電話」をかけること。この一見が、今の私にとってはとてつもなく大きな壁です。受付で断られるかもしれない。意外と普通に話してもらえるかもしれない。結果はどうあれ、まずは行動を起こすことが、何よりも重要だと自分に言い聞かせています。
今日中に、この親戚の事業所に電話をかけようと決意しています。その結果については、また別の機会にご報告できればと思っています。
もし、今まさに営業電話に怖さを感じている方、最初の一歩が踏み出せずに止まっている方、起業したけれど仕事を取りに行くことに躊躇している方がいらっしゃいましたら、私も今、同じ場所にいます。このリアルな葛藤を乗り越え、共に前に進んでいければ幸いです。
CloudLabは京都・亀岡を拠点に、中小企業のIT活用・AI導入・ホームページ制作を支援しています。今回のような事業のスタートアップ期から、DX推進、Web戦略まで、お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
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