← ブログ一覧へ戻る
AI・IT活用

50代起業で気づいた、中小企業のIT課題を解決する「外部IT部門」という立ち位置

皆さん、こんにちは。CloudLab代表の岩森吏央です。私は50代で起業し、現在、CloudLabという会社を立ち上げています。起業して間もない今、自分の会社の事業のあり方、強みはどこにあるのか、日々深く考えています。今回は、その中で見えてきたCloudLabの役割について、現時点での考えを正直にお話ししたいと思います。

最近、私は地元の京都・亀岡で、建設業を営む中小企業様向けの業務アプリ開発に取り組んでいます。地域柄、建設関連の企業様が多いこともあり、オーダーメイドで業務改善につながるシステムを構築してきました。当初は、いわゆるSaaS(Software as a Service)のように、汎用的なサービスとして展開できるのではないかと考えていました。

大手SaaSとの比較、そして見えてきた課題

しかし、開発を進めるにつれて、ある疑問が浮かんできました。世の中には、すでに多くの大手企業が、高機能でリーズナブルなSaaSを提供しています。機能面だけで見れば、私たちが一から作り上げるものと、そうした大手SaaSを比較した場合、正直に言って正面からぶつかって勝つことは難しいでしょう。価格競争に巻き込まれてしまえば、規模の差で太刀打ちできません。

大手企業が提供するSaaSは、多くの企業にフィットするよう標準化された仕組みが強みです。それはそれで素晴らしい戦略ですが、一方で、標準化ゆえに、個社特有の細かなニーズや、現場の泥臭い業務プロセスには対応しきれない部分があるのも事実です。

この状況を前に、私は自社の強みをどこに見出すべきか、深く考えました。大手と同じ土俵で戦うのではなく、中小企業ならではの「ゲリラ戦術」を取る必要がある。そう、いわゆるランチェスター戦略のように、大手が手薄な部分、あるいは切り捨ててきた部分にこそ、私たちの活路があるのではないかと思ったのです。

CloudLabの真の役割は「外部IT部門」だった

そして、たどり着いた結論が、CloudLabの真の売り物は、単なるソフトウェアそのものではなく、「外部IT部門」としての伴走支援にある、ということです。

大手SaaSがカバーできない、あるいは採算が合わないと判断して切り捨ててきた部分、具体的には、一社一社の社長や現場の担当者の方と直接お会いし、その企業の抱える具体的な悩み、業務の「臭い」部分まで深く入り込んで理解すること。そして、それを解決するための最適なITシステムを、あくまで手段として提供していくこと。これこそが、私たちCloudLabの提供できる価値だと確信しました。

最近では「フォワードデプロイエンジニア(FDE)」という言葉も耳にするようになりました。これは、文字通り現場に深く入り込み、課題解決までをセットで担当するエンジニアのことです。まさに、このFDEのような役割を、私たちCloudLabが、地元の、そして全国の中小企業の皆様に向けて提供していきたいと考えています。

中小企業に寄り添う「御社専用の業務OS」を

既製のSaaSでは「最後のあと一歩」が足りない、自社の業務にぴったりフィットしないと感じている経営者の方は少なくないでしょう。それはまるで、既成服のように、多くの人に合うように作られているけれど、自分自身の体に完璧にフィットするわけではない状態に似ています。

私たちは、その「あと一歩」を埋めることに注力します。ゼロからフルスクラッチで全てを開発するのではなく、当社の持つシステムをベースとしつつ、企業の個別ニーズに合わせてモジュールを組み込んだり、カスタマイズを施したりすることで、まさに「御社専用に育つ業務OS」のようなものを提供していきます。

単にシステムを導入して終わりではありません。社長や現場の方のお話をじっくり伺い、業務を整理し、課題を分析します。そして、その課題を解決するためのシステム設計から導入支援、さらには導入後の運用保守まで、まるっと伴走させていただきます。最新のIT技術はもちろん、AI活用なども視野に入れ、中小企業の皆様が抱える泥臭い課題を、私たちが培ってきた知見と技術で解決に導きます。

多くの中小企業では、専属のIT部門やシステム担当者を抱える余裕がありません。しかし、IT化やDXは待ったなしの状況です。そうした企業の皆様にとって、CloudLabはまさに「頼れる外部IT部門」として機能したい。そう願っています。

これからが本番。現場の声を力に

この考えが本当に市場で通用するのか、まだ検証していくフェーズではあります。しかし、50代で起業した私だからこそ、大企業の論理とは異なる視点で、中小企業の皆様に真に寄り添えるビジネスモデルを構築できるのではないか、という手応えを感じています。

私自身、これからも現場に足を運び、経営者の方々の声に耳を傾け、一つ一つの課題に真摯に向き合っていく所存です。中小企業の皆様が、ITやAIを味方につけ、事業をさらに発展させていくための一助となれるよう、CloudLabは挑戦を続けていきます。

CloudLabは京都・亀岡を拠点に、中小企業のIT活用・AI導入・ホームページ制作を支援しています。社内にIT担当者がいない、既存のシステムでは解決できない課題がある、AI導入に興味はあるが何から始めれば良いか分からない、といったお悩みをお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。

▶ 動画で詳しく解説

この記事の内容はYouTubeでも話しています。

動画を見る →

この記事の内容を導入したい方へ

「うちの場合はどうなる?」で大丈夫です。課題整理から実装まで、伴走いたします。

無料で相談してみる